neuronoa

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プロフィール

世界30カ国以上を放浪しながら、音楽、デザイン、映像などを制作するクリエイターとして活動後、2021年から本格的にアート制作を始める。「情報社会」というコンセプトを機軸に、ミュージシャンや俳優などの著名な人物をモチーフにした抽象画を制作。人物の表情が読み取れない程に抽象化した表現によって「情報社会」における「真の情報とは何か」を問う。アートの枠を超えて、国内・海外問わず様々なジャンルのプロジェクトに精力的に関わり活動中。常に作品にフォーカスして欲しいという想いから、国籍・性別・年齢・素顔などは一貫して非公開としている。

インタビュー

あなたにとって、美術 / 制作することとは何でしょうか。

自然現象だと思っています。今、この瞬間にも世界中の様々なアーティストが様々な作品を生み出しています。それは、それぞれ熟考を重ねて練られたコンセプトや、模索の末に辿り着いた技術を持って世の中に作品を発表していると思います。
意識・感情・思考など、作品に影響を与える様々な過程はありますが、それらも大きな視点で見ると、雨が降った後の虹や、冷えた冬の朝の氷の結晶や、経年変化が生んだ砂丘の造形のように、自分が制作する作品も世の中の相関関係が生んだ自然現象だと思って制作しています。

いつから美術に興味を持たれたのでしょうか。

幼少の頃から美術に興味を持って画家を志していました。1番大きなきっかけとしては、小学生の時に図書館でジャクソン・ポロックを見たことかもしれません。それまで図書館というのは静かに本を読んだり真面目に勉強をする場所という認識でした。しかしジャクソン・ポロックのある種、血しぶきのような暴力的な作品を見て、見てはいけないものを見たようなインパクトを受けたのを覚えています。それと同時に自分の中での絵に対する枠が取り払われたような開放的な感覚を持ち、それからはもっと自由な絵を描くようになり、より画家として生きることを強く意識するようになりました。その後は音楽、デザイン、映像などに関わるようになって絵から少し離れていたのですが、ある日デザインの過程でジャクソン・ポロックのようにドロッピングでのペイントを施す機会があり、絵を描いていた頃の感覚が蘇りました。そこから急速に画家にシフトしていきました。

アートに限らず影響を受けたクリエイターはいますか。

ジャクソン・ポロック、アンディ・ウォーホル、ジョージア・オキーフ、ジェームズ・タレル、スティーブ・ライヒ、エイフェックス・ツイン、ピーター・ドラッカー、デール・カーネギー

転機となった作品があれば教えてください。

ジャクソン・ポロック "One: Number 31, 1950"

今後、作家としてどのような活動の展開を考えていらっしゃいますか。
今後の展望や今挑戦されていることなどありましたら、お聞かせください。

まずは国内での活動をもっと増やす予定です。活動内容としては展示はもちろん、様々なカルチャーとの融合や行政・企業とのコラボレーションも積極的に行っていきたいと考えています。並行して海外での活動もこれまで以上に増やしていきたいと考えています。
作品の傾向としても様々な形態を模索しています。巨大な平面作品から超小品まで幅広く制作しつつ、現在は立体作品の制作もしています。また、映像とプログラミングを用いるなど、いわゆる絵の具などの画材にとらわれない形でのアート作品にも挑戦しています。
さらに将来的にはアートの世界をDX化したいと思っています。一緒に出来る仲間も募集しています。沢山やりたいことはありますが出来ることから精力的に動いています。