川越多江

 川越多江

プロフィール

福岡県出身

2004年
押し花アーティストとして活動開始
2012年
押し花アート教室開講

アート展「Live My Life」企画開催 (2020年東京台場)・結晶の花®アート展「Flower of Crystal」企画開催(2020年愛媛県松山市)・三人展「花たちのうたごえ」(2019年福岡天神・長崎市)等、出展だけでなく企画開催の他、ホテル「MIMARU東京」ロスフラワー室内展示(2021年)利守酒造株式会社(岡山市)日本酒アーティストラベルデザイン (2021年)も手がけ、コラム執筆等幅広い活動を行っている。

インタビュー

あなたにとって、美術 / 制作することとは何でしょうか。

植物の声を届け、ありのままの美しさを伝えるものです。

いつから美術に興味を持たれたのでしょうか。

学生時代から絵に親しみ社会人で生け花を学びました。その後押し花に出合い、手仕事のような制作過程に惹かれ続けています。

アートに限らず影響を受けたクリエイターはいますか。

グレース・ケリーです。ハリウッド女優からモナコ公妃になった彼女は押し花アーティストでもありました。デザイン性が高くシンプルな表現は素晴らしいものです。

転機となった作品があれば教えてください。

初期作品のグロリオサです。この花を作品にしたくて球根を植えるところから始めました。植えた翌年は咲かず、花が咲いたのは翌々年でした。植えて育てて作品になるまで3年かかりましたが、完成した時に自分の制作の方向性が定まった気がしました。

  • ikedaayako
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今後、作家としてどのような活動の展開を考えていらっしゃいますか。
今後の展望や今挑戦されていることなどありましたら、お聞かせください。

本物の植物アートをツールとして、穏やかな暮らしの大切さや手を掛ける楽しさを伝えるだけでなく、環境保護やロストフラワー等社会的に役立つ活動を考えています。
またここ数年のテーマである桜の制作の可能性をさらに広げ、海外でも親しまれるよう展開したいです。