日比谷泰一郎

 日比谷泰一郎

プロフィール

武蔵野美術大学大学院日本画コース修了。国内外の個展、グループ展多数。何気ない日常をドローイングし作品化することによって、ここに存在していたという事実を証明するような、日常の抽出を試みている。繰り返される日常の価値、意義を再考するきっかけを生み出していく。


経歴

1987年
埼玉生まれ
2010年
武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業
2012年
武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース修了
2014年-
2018年
武蔵野美術大学通信教育過程研究室助手

個展

2011年
第20回ARTBOX大賞展受賞記念 日比谷泰一郎展(銀座/ARTBOXギャラリー)
2012年
TaiichiroHibiya Exhibition@VERANDA(六本木/ダイニングバー&レストランVERANDA)
2017年
日比谷泰一郎 個展「群衆の個性」(銀座/GALLERY ART POINT)
2019年
日比谷泰一郎 個展「Survivers」(銀座/GALLERY b.tokyo)

グループ・受賞歴

2010年
第20回ARTBOX大賞展準グランプリ入賞
2011年
日本画を考える展覧会「日本画ZERO【関東圏】」(中野/ヒダリジンガロ)
2012年
武蔵野美術大学大学院修了制作優秀賞受賞
2014年
展覧会「キョウノドウキ」(京橋/art space kimura ASK?)
展覧会「Layer」(浅草橋/マキイマサルファインアーツ)
2015年
神戸ビエンナーレ2015 ペインティングアート展入賞( 神戸/ メリケンパーク仮設展示場)
2016年
ART TOKYU KICHIJYOJI"MAUCC StaffExhibition[+OB]"( 東急吉祥寺店)
2017年
武蔵野美術大学× 髙島屋「MUSAVIVA」( 新宿/ 髙島屋4F フロア・10F 美術画廊)
第91 回国展絵画部企画展示「新しい眼」( 六本木/ 国立新美術館)
2019年
アクリルガッシュビエンナーレ2018 佳作 ( 東長崎/ ターナーギャラリー)
2021年
ART BUSAN&design(韓国・釜山/GALLERY EDELブース)
映画「ショコラの魔法」劇中画担当(全国イオンシネマ)
FOCUS ART FAIR LONDON(イギリス・ロンドン/Fitzrovia Gallery)
WHAT IS ART?(天王洲/WHAT CAFE)
他、多数

インタビュー

あなたにとって、美術 / 制作することとは何でしょうか。

生きがいです。ものをつくる思考や行為はとても好きですが、ただ自己完結した作品が制作できれば良い、という訳ではありません。他者に見せ、自分の表現したかったことを感じてもらったり、もしくは全く異なる視点での感想を頂いたりと、作品を通じて他者とコミュニケーションを行うことができる。こういったことを含めて表現だと思っています。

いつから美術に興味を持たれたのでしょうか。

物心ついた時から絵を描くことや工作は好きでした。

アートに限らず影響を受けたクリエイターはいますか。

ルネ・マグリット、フランシス・ベーコン、内田あぐり

転機となった作品があれば教えてください。

2017年に制作した「快活」という作品です。それまでは個人個人を描きながら群衆を描いているような印象だったのですが、この作品はそこから不要なものを削ぎ落とし、群衆の一部を描くことで人そのものと認識するまでに距離を置いた作品になっています。不思議と想定通りの作品となり、完成まで不要な手数は一切ありませんでした。

  • 日比谷泰一郎
今後、作家としてどのような活動の展開を考えていらっしゃいますか。
今後の展望や今挑戦されていることなどありましたら、お聞かせください。

コロナ禍によりオンライン化が進む昨今、従来の展示方法だけでなく、オンライン上で今までとは異なる体験ができたらと思い実験を繰り返しています。制作動画の公開やNFTの制作など、積極的に挑戦したいと思っています。